ふと、カレンダーを見返すと、今年も、半期が終わろうとしてる!
そして、入社して一年が過ぎていることに気づきました。
結論、一年はあっという間です。何も成長していない気がして、焦りを感じていますが、書き出しているうちに、ちゃんと成長していることを実感しました。
今回は、制作会社に入社して1年の振り返りと、今後どうなっていきたいかをまとめたいと思います。
入社して、半年はつらかった
わたしは、WEBデザインのスクールに半年ほど通い、その後今の会社にアルバイトとして、入社しました。
最初は右も左もわからず、さらに社員の方も忙しすぎて、教える時間がない状況で、ほんとうにつらかったです。
デザイナーとして、入社しましたが、自分のできなさに落ち込み、毎日がとてもしんどかった。
状況が変化したのは、半年がたったころ、中途で入社してきたひとがいたことです。
ほぼ同期ということもあり、入りたての新人という疎外感がなくなりました。また、社内の雰囲気もだいぶ変わり、徐々に状況が好転していくのを感じました。
このころ、システム開発のデザイナーとしてアサインされます。
終わりのみえない、システム開発。
ちょうど今から一年ほど前の、2020年の7月にスタートしたシステム開発。当初は、その年の12月に納品する予定だったものが、いまだ終わってません笑
ただ、ようやくゴールテープが見えてきました。
それまでは、出口もみえない、向かう方向もわからない、迷宮入りな感じだったので、ひとまず安心です。
100ページにおよぶ、画面設計とデザイン。
簡単な機能一覧を渡され、軽く画面を作っといてって感じで渡されました。
今思い返せば、ここからが地獄のはじまりでした。
制作するのは、会場の予約システムなのですが、管理画面、マイページ、WEBサイト側の画面設計が必要になってきます。
まず、仕様の把握からはじめますが、何からスタートしていいのかわからない!とりあえず、現行のサイトをみて、予約の流れを把握し、どの画面が必要なのか考えて、画面を設計していきました。
さらに、売上管理も必要になってくるので、お金の流れも把握する必要があり、とても苦しめられました。
原価がいくらで、そのうちの粗利がいくらになるかなどパターンも複数あって、数字が苦手なわたしには、ほんとうにしんどかった。
この案件、当初は一度デモ画面まで作成していて、ある程度できているものに、つけ足していくイメージでした。それが、どんどんクライアントの要望が重なり、結局元の原型をまったくとどめない形になりました。
ここまで、こじれたのも、最初の仕様設計がガタガタだったのと、クライアントとの意思疎通がきちんとできてなかったのが、大きな要因だったなと、今ならわかります。
制作する上で、デザインや技術も大事ですが、何よりも最初の段階で、お客さんとのすり合わせがいかに重要か、痛感しました。
リソース不足で、コーティングも急遽、担当することに
当初は、デザインでわたしの役割は終わるはずでしたが、コーティングが間に合わないということで、急遽わたしが担当することになりました。
ただ、途中まではプログラマーの方が作成していたので、その途中のものをわたしがきれいに整え、修正するという余計な作業が発生してしまいました。
さらに、わたしは動作チェックもやりながらの修正だったので、ただ毎日チェックして、修正をするという単調な作業にとても辟易していました。
そしてそれだけでなく、完了したと思えば、クライアントからの鬼のようなチェックバックも重なり、プログラマーもわたしも、終わりみえない作業に、心身ともに疲れてしまいました。
そんな状態だったので、さすがに社長に間をとりもってもらい、ようやく落ち着いてきました。
成長をかんじた瞬間
JS、PHPの知識がついた
ふと一年前を思い返したとき、そういやJSとか全然わけわからんかったなと思いました。
例えば、アコーディオンをつくるのに数時間かかってた気がしますが、今なら数分でできる。
この一年で、JSの知識はついた気がします。
さらに、PHPも若干ですが、見えるようになってきました。
見えるってどういう感じかっていうと、英語で”I would like to introduce myself”って書いてたら、自己紹介したいんだなってわかる感じ?ニュアンス伝わってるでしょうか笑 ちょっと違うか。
とういうのも、システム開発でごりごりPHPでかかれている記述をぬって、コーディング修正をしていかないといけなかったので、ある程度これはこんなことが書いてあると予測が立てられるになりました。
次のシステム開発では、コーディングをしてさらに組み込むまでわたしの範囲になりそうなので、PHPの知識もつけていかないとなと感じています。
作業工数が出せるようになった
一年前は、自分の作業工数がわからず、悩んでいました。
なぜなら、この業界、作業工数がすべて。それによって見積もりも変わってくるので、だいたいの作業工数はどこの制作会社にいっても、把握することを求められる気がします。
わたし前職は事務員だったので、この作業工数を見積もる感覚がわからず、とても戸惑ってました。
だって毎日マニュアル通り、同じことをすればよかったので、時間がいくらかかるかなんて意識したことがなかったんですもの。
それに、作業したことないものがどれくらいかかるかなんて、やってみないことにはわからないじゃないか!って、もやもやしてました。
でも今は、ある程度案件を重ねてきたので、なんとなくこれくらいかなっていうのは想定できるようになりました。
スキルアップとは、違うかもしれまんせんが、個人的に成長を感じた部分です。
デザイナーから、コーダーへ方向性をチェンジ
デザイナーとして、最初は入社しましたが、結論わたしにはデザインが向いていないと思いました。
というよりも、仕事でデザインをしていくことにどうしても自信が持てませんでした。
クライアントの要望と、社内での意見、個人の意見に振り回されて、どれが正解がわからず、自信をもってこれですって、言える気がしませんでした。
それに比べて、コーディングってある程度正解があるというか。実装するのに、やり方はたくさんありますが、きちんと表示がされていれば、できたという自信がもてました。
なので、半年を過ぎたころから、コーダーよりの仕事がふられることが多くなり、自分もそっちの方が向いている気がしています。
今後は、CMSの組み込みも担当することになり、フロントエンドエンジニアへ方向を振り切ることになりそうです。
正直なところ、デザインもUIの設計を考えるのは、おもしろいと感じているので、完全にすてさることはまだ考えてはいません。
ちまたでは、デザインエンジニアという職もあるそうなので、デザイン設計も考えられる、わかるエンジニアという方向に進んでいこうかと今は思っています。
まとめ
ほぼほぼ、システム案件の不満ばかりのような気がしていますが、よい経験にはなったと思っています。
来月から新しいシステム開発に携わることにもなりそうなので、今回はぜっっったいに、もっと効率よく制作できるようにします!